骨粗しょう症Osteoporosis
骨粗しょう症とは
老化や閉経(女性ホルモンの減少)をはじめ、カルシウム不足、運動不足、喫煙や飲酒、などが原因となって骨量(カルシウムやコラーゲンなど)が減少する病気が骨粗しょう症です。骨量が減少すると骨自体がスカスカで脆くなり、骨の質が低下し、骨折のリスクが高まります。
60歳以上の女性は特に注意が必要です
20~30歳頃をピークとして骨量は、加齢と共に減少していきます。この骨量、ひいては骨密度(単位体積あたりの骨量)が減少することで骨粗しょう症の状態に至るのです。骨粗しょう症患者は、年々増加の一途をたどっています。
とくに女性においては60歳を過ぎたら、一度骨粗しょう症の検査をお受けになることをお勧めいたします。
骨粗しょう症の診断
骨粗しょう症の検査に関しては、骨密度検査、骨代謝マーカーの検査、レントゲン(X線)検査、身長測定などが一般的です。
その中でも代表的なものが骨密度検査です。当院ではガイドラインをもとに、より正確に骨密度を測定できるDXA法を導入し骨粗鬆症の診断に重要視される腰椎・大腿骨の測定を行います。
骨粗しょう症の予防および治療
骨粗しょう症と診断された場合は、食事・運動・薬物療法が治療の中心となります。